本年、こぐま保育園は1963年8月1日の創立から55周年を迎えました。こぐま保育園のあゆみを振り返り、こぐまっこたちの成長を喜び合おうと、お祝いの会を催しました。
2018年9月24日の午前11:30の開場とともに、懐かしい卒園親子たちの顔ぶれが次々とご来場してくれました。設立間もない頃に保育園を支えてくださった保護者の皆さまの姿も見えました。
この55周年行事は理事会が当初計画していたものの、近隣の建設工事のため4月から10月末までこぐま保育園が一時休園という異常な事態となり、理事会としては周年行事開催も見送る方針でした。しかしこの三月に卒園した保護者たちが「55周年行事をやろう!」と声をあげてくださり、保護者の皆さまの力強い行動が、理事会を動かし、会の開催が実現しました。
池田敏美(としみ)さんによるバイオリンステージ
開会挨拶に続いて、池田敏美(としみ)さんのバイオリンステージがありました。モーツアルト、ドボルザーク、モンティなどのバイオリン名曲に続き、ご自身の感動的なエピソードを添えた「北の国から」を演奏してくださいました。曲と曲の間にはバイオリンという楽器について分かりやすく解説があり、聴衆の親子たちも「へぇ~なるほど!」 バイオリンの弓が何の毛か、もうみなさんご存知ですよね!さすがの池田さんの演奏&トークで、小学生も未就学のお子さまたちも、じーっと聴き入っていました。「子どもたちが感動している表情を見て感動した」という大人からのコメントもありました。
池田さんソロ演奏の後は、職員+かつての職員による、サプライズ合唱。バイオリン伴奏と絵本のスライドに合わせて「にじ」と「はじめのいっぽ」の美しい歌声がホールに響き渡りました。
池田利美さん プロフィール
山形を拠点に全国各地を飛び回るフリーのバイオリニスト。音楽を愛する人との交流を何よりも大切にされている方です。子ども達にプロの生演奏を届けたい、というこぐまの思いが池田さんとへとつながり実現しました。
こぐまヒストリー
お昼の時間になったので、全員で「いただきます!」をしてお弁当。正面では園長による「こぐまヒストリー」のお話しがスタートします。55年前、日本社会の様子は今と大きく違いました。こぐま保育園が設立された背景、大変な運営を保護者と職員が支えてきた様子などを、白黒写真のスライドショーを上映しながら園長が説明いたしました。せっかくですので、貴重なこぐまの写真をいくつか、ここでもご紹介いたします。
ロゴ紹介
55年もの間、こぐま保育園には公式ロゴがなかったのです(笑)。この度、55周年記念に合わせて、卒園保護者の藤田さんがステキなロゴをデザインしてくださいました。そのお披露目です!このロゴ、今後はこのHPはもちろん、こぐま保育園のイベント等でも、登場します。よろしくお願いします!藤田さん、本当にありがとうございました!
こぐまエピソード
過去10年の年度ごとの卒園保護者に、当時のエピソードを語ったもらいました。トークの背景では、あの頃の懐かしい写真のスライドショーが上映され、こぐまの思い出をあらためて親子で振り返りました。
なつかしの大きくなっておめでとうの会
こぐま保育園では、卒園前に保護者(=父母会)による「大きくなっておめでとうの会」が毎年度末に開かれます。そこでの恒例のおたのしみは、保護者側と職員側それぞれによる「出し物」です。ユニークな出し物で毎年盛り上がります。2015年度、2016年度、2017年度の親子たちが、自分たちの出し物を、リバイバルしてくれました!大笑いでしたね。
お楽しみゲーム大会
さぁ!大きくなったこぐまっこたちの出番です。卒園生ママのリードでラジオ体操!そして、3つのチームに分かれて玉入れ競争をやりました。卒園生パパ&お兄ちゃんの背中のバスケットに、玉はいくつ入ったかな?
こぐま○Xクイズ
イベントも大詰めです。最後は来場者全員が参加しての、こぐま○Xクイズ!15個の賞品を目指して、がんばれー!! 全6問の最初の3問はやや簡単だったのですが、だんだんと難易度アップ・・・ でも6問を切りぬけたのは30名ほどいらっしゃったので、お次は、司会者とじゃんけん!クイズ6問とじゃんけんを見事に勝ち残った15名に賞品が渡されました!「中身は何だろー」わくわく。じゃーん、こぐまロゴがプリントされた世界に15個しかない、こぐまマグカップでした!
全員で記念撮影!
たくさんのご参加、本当にありがとうございました!
ご来場ありがとうございました!
多くの皆さまにご来場いただき、本当にありがとうございました。11月からの園再開にむけて、実行委員会より「こぐま募金箱」を設置させていただきましたところ、7万円以上の募金が集まりました。有効に活用させていただきます。こぐまを卒園されてからも、色々とこぐま保育園を支えていただき、心より感謝しています。